こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
私はオンライン英会話を週に4回ほど受講していますが、先日、初めて発音のコースを選択して、カナダ人の先生に教えてもらうことにしました。
簡単な内容であったため、最後までほとんど直されることなく、決められた範囲も早く終わってしまい、残り5分間は雑談となりました。
そこで先生から、「あなたの発音はとてもいいから、発音のコースよりも、今話題となっているトピックについて、英語で深くディスカッションするコースを選んだ方が、あなたのためになると思う」と言われました。
確かにこれまでの経験から、英語でのコミュニケーションに困らない程度の発音は身についていると思います。
ですので、先生のアドバイスもよく分かり、とてもありがたいことですが、もっと発音をよくしたい、より流暢な英語で話したいというのが私の正直な気持ちであり、発音についてはこだわりだすときりがないですね。
大人が発音をどこまでやるか、というのは個人がどこを目標とするかということだと思います。
しかし、英語を話しても相手に通じなかったり、何回も聞き返されたり、という状況では、お互いにコミュニケーションを楽しむことができません。
相手に十分通じて、円滑なコミュニケーションが図れるというのが、発音に関しては1つの目安になると思います。そこをクリアすることができれば、発音をどこまで重視するかは個人の考えによればいいのではないでしょうか。
私はこれまでいくつかの会社で英語を使って仕事をしてきました。職場の人たちも英語を使って仕事をしていましたが、発音についてはみんなさまざまです。
海外生活が長くネイティブのように発音している人もいましたし、日本語アクセントで英語を発音している人もいました。海外の相手とコミュニケーションをとることができ仕事に支障がなければ、日本語アクセントでも何の問題もありません。
また、普段から英語を使う職場では、他の人の発音などみんな気にしていないというのが実情です。
しかし、子どもの場合は少し事情が違ってきます。
特に子どもが小学校で英語を習う前に、英語学習を始める場合はリスニング重視で進めるのがいいと思います(結果的に正しい発音が身につきます)。
なぜなら、中学高校で文字情報先行の教育を受けてきた大人と違い、まだ学校で英語を習っていない子どもは、英語をより自然な流れ(「聞く」→「話す」→「読む」→「書く」の順)で身につけることができるからです。
英語をリスニングから始めると、たくさんのメリットがあります。
- リスニング力がつくと同時にスピーキング力も養われる。
- 発音がよくなる。
- 文章を聞こえた順に理解するようになるので、リーティング力の素地ができる。
- 英語話者と問題なくコミュニケーションが図れる。 など
そして何よりもリスニング力が向上することで、英語が楽しくなりますので、英語を好きになることにもつながります。ですので、お子さんにはたくさんの英語を日々聞かせてあげてほしいです。
親御さんもお子さんと一緒に楽しみながら、英語の時間を共有することができたのなら、きっとその時間はお子さんにとって、お母さん、お父さんと過ごせた素敵な思い出として心に残るのではないでしょうか。