こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は、お子さんへの声かけについてのお話です。
あなたは、お子さんに声をかける時に、どんなことを心がけていますか?
いろいろなポイントがあるかと思いますが、オススメしたいのは「お子さんのできていることを見つけて伝える」ことです。
お子さんのお話をする前に、まずは、あなた自身のことで考えてみましょう。
ちょっとしたワークをご紹介します。
- 今年立てた目標、または、こうありたいと思う自分の理想の姿を思い浮かべてください。
- ①の目標や理想の姿を100点とすると、現在のあなたは何点ですか?
- ②でつけた点数の内容(取り組んだこと、できていること)を箇条書きで書いてみましょう。
- ③で書いたことを眺めて、今の気持ちを書き留めてみましょう。
- さらに1点でも伸ばしていけるように、どんなことに取り組みますか?具体的に書き留めてましょう。
①今年の目標、または普段、こうありたいなと思っている自分の理想の姿を思い浮かべてください。
2021年も残すところ、3週間となりました。
今年の元旦には、こんな一年を過ごしたいなと何かしら思い描いた方も多いのではないかと思います。
例えば「今年こそ、英語を頑張る」「今年こそ10キロ減量」「今年こそ部屋をスッキリしたい」
どんなことでも構いません。
②その目標や理想の姿を100点とすると、現在のあなたの状態は、今何点ですか?
直感で構いません。
例えば、
「今年こそ部屋をスッキリしたい」100点
「今の私」20点
だったとします。
③次にやることとしては、20点しか取れていない自分を反省!
するのではなく、そのできている20点の中身を書き出してみましょう。
・今年は、これまでに本を30冊、手放した。
・溜まっていた書類の半分を片付けた。
・洋服を全部引っ張り出して、どのぐらいの量があるのか見てみた。
・片付けの上手な友人に相談した。
④今の気持ちを言語化してみましょう。
・全然、できていないと思っていたけれど、やれたこともあるなあ。
・友人にアドバイスをもらったことのうち、一つは意識して行動に移せたな。
⑤現在の点数を1点でも上げるために、今日できることは何ですか?
・今年が終わるまでに、本をもう20冊、手放す。
・洋服をもう一度、全部出してみて、現在ある量の4分の1は手放す。
やってみて、いかがだったでしょうか?
②のプロセスで、「できていな自分を反省!ではなく、できている中身に注目」することがポイントです。
そうすることで、自分にダメ出ししたり、自己嫌悪に陥ることを避け、自分にOKを出せるようになります。
それが、少しずつでも先に進んでいく力になっていきます。
「子どもへの声かけ」もこれと全く同じです。
いつもできていないことばかりを指摘されたのでは、子どもは「ボクってそんなにダメかな」「わたしだって、がんばっているのに・・・」と自信をなくしてしまうかもしれません。
例えば、英語学習でも、母語ではないことばを学習していること自体がすごいことです。
お子さんが、英語のDVDを見ながら、一緒に口ずさんでいる様子を見たら、
「〇〇ちゃん、英語を声に出して言ってみることができたね」
本棚から、英語の本を出すところを見たら、
「〇〇くん、英語の本を出して持ってきてくれたね」
子どものやる気を育てる学習環境のセットアップとして、ちょっとした声かけから始めてみてください。
今日は、お子さんにどんなことを伝えますか?