こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は私の留学経験についてお話ししたいと思います。
私はこれまで3回の海外留学を経験していますが、留学したときの年齢や期間の長さによって得られた経験が違いますので、お子さんの留学を少しでもお考えでしたら、参考にしていただければと思います。
私は最近のTOEICでは930点前後を取得していますが、留学期間はさほど長くありません。
高校1年の終わりにアメリカに2週間、大学1年の夏休みにカナダに2ヶ月、大学の3年から4年にかけてオーストラリアに10ヶ月滞在したくらいです。合計しても1年程度ですね。
それぞれ留学形態も異なっており、高校1年のときは、通っていた高校とアメリカのタコマ(ワシントン州)にある高校が姉妹校となっていたため、学校が企画する短期留学プログラムに参加しました。
大学1年のときは、通っていた大学の短期留学プログラムに参加し、カナダのバンクーバーにあるUBC(The University of British Columbia)の語学学校に通いました。
大学3年のときは、通っていた大学の交換留学プログラムに参加し、オーストラリアのブリスベンにあるQUT(Queensland University of Technology)の教育学部に所属して、現地の学生と同じ講義を受講しました。
どの留学からも多くを学ぶことができ、経験できて本当によかったと思いますが、価値観が変わるほどの衝撃を受けたのは、高校1年で行ったアメリカ留学です。
2週間という短期間でしたが、とにかく目にするもの、耳にするものがすべて新鮮でした。
まず、世界中からの留学生が一緒に勉強していました。
日本人、韓国人、ロシア人、インド人…、留学すれば当然の光景ではありますが、初めての留学で多国籍の、しかも同世代の女の子たち(留学した学校は小学校から高校までの私立校で、中学までは男女共学、高校からは女子だけとなっていました)がみんな母国語ではなく、英語でコミュニケーションをとっている光景は、とても新鮮でした。
他にも、授業のスタイルが自分の知っているものと全く違っていました。
私が出席したあるクラスでは教室の床(絨毯が敷かれていましたが)に座って、ディスカッションしながら授業が進められていました。
固い椅子に座って、静かに授業を受けることしか知らなかった私にはやはり衝撃です。
ショックを受けた出来事はまだあります。
現地の高校に通う女の子たちは、みんな化粧していて綺麗でした。一方で私たちは校則で化粧が禁止されていましたので、すっぴんで勝負です(笑)。
このように初めてのアメリカ留学の記憶は鮮明に残っています。
それは、初めての海外だったということも1つの理由ですが、留学したときの年齢も影響していたと思います。高校生という多感な時期に、現地の高校生と深く交流することによって、いろいろな刺激がダイレクトに飛び込んできました。
2週間という短い期間でしたが、あのときの経験は今の私に大きな影響を与えています。国籍の異なる現地の女の子たちが英語で談笑する姿を目の当たりにし、国が違っても、分かり合えるという感覚を得ることができました。
高校での留学は、大学での留学に比べ、その後の考え方に大きな影響を与える可能性が高いです。
将来的にお子さんの留学をお考えの方のご参考にしていただければと思います。