英語で何がしたいですか?

子どもが3人でプログラミングを学んでいる写真

「英語を勉強する」VS「英語で学ぶ」

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「英語を勉強するか、英語で学ぶか」というお話です。

英語を勉強していて、なかなか単語や例文が覚えられないという経験はありませんか?

「日常会話」を学ぼうと思ってテキストを開いてみても、それがあなたの「日常」とは異なることも多いでしょう。

そこで視点を「英語を勉強する」、「英語で学ぶ」に切り替えてみることをオススメします。

「英語で学ぶ」といっても、何を英語で学ぶのか、あなたが楽しいと思えることであれば、なんでも大丈夫です。

  • これまでに夢中になったこと
  • 今、夢中になっていること
  • 自分の得意なこと
  • やってみたいと思っていながら、先延ばしにしてきたこと

「好きなこと」は「共通言語」になる

例えば、私は、学生時代に手話サークルに通っていました。手話を通して、聞こえない人たちとコミュニケーションを取り、一緒に演劇に取り組んだり、旅行したり、本当に楽しい日々でした。

卒業してから、日本語を教えるために、ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったのですが、その時に、オーストラリアの手話も学んでみたいと思い、手話の講座に参加しました。

そこで、オーストラリアのろう者の方々や一緒に手話を学んでいる方々に出会い、共通言語「手話」を通して、英語も学ぶことができました。

また、幼少の頃からほんの数年前まで40年近く、ずっとバスケットを続けてきたのですが、オーストラリアの現地の小学校では、日本語を教えつつ、昼休みには、子どもたちと一緒にバスケットを楽しんでいました。英語が拙かった当時、オーストラリアの子どもたちと「バスケット」という共通言語を通して、コミュニケーションを図る中で、英語が身についていきました。

コロナ以降、なかなか海外に行くことができない状況ではありますが、例えば、動画で興味のあることを英語で学んだり、興味のあることを通じて、海外の人と出会いコミュニケーションを図ることもできます。

例えば、バイクが好きな方だったら、動画サイトで自分と同じバイクについて、投稿している人を見つけ、動画を見た感想をコメント欄に書いてみると、その投稿者から返信が来ることがあります。料理、ギター、ゴルフなど、自分の好きなことを動画で見てみると、全てが聞き取れなくても、大枠で言っていることがキャッチでき、その楽しさが継続するモチベーションにもつながります。

英語は「目的」か「手段」か

プログラミングに興味のある方は、英語でプログラミングを学ぶことはかなりオススメです。私も昨年から、プログラミングの勉強を始め、英語圏の人が主宰していることオンラインのコースをいくつか取って、学んでいます。

英語がほどんどできないし・・・とご心配の方も大丈夫です。PCの画面上で、どんなコードを入れるとどうなるかが解説されて、目で見て理解することできますので、進めていくうちに、プログラミングを覚えると同時に、英語にも慣れてくることと思います。

海外から来ている私の友人知人にも、囲碁を通して出会った人と一緒に碁を楽しみながら日本語が上達した人、坂本龍馬に惚れ込んで龍馬について語り合ったり、関連文献を日本語で読んだりして日本語が上達した人がいます。

そのようにして、言語を勉強することを「目的」にするというよりも、言語は何かを楽しむため、学ぶための「手段」として捉えて、自分に合った方法をぜひ見つけてみてください。

あなたが、英語で学んでみたいと思うことはなんですか?