とある国際結婚家庭のクリスマスの過ごし方

家族でクリスマスツリーの飾り付けをしている写真

クリスマスはどうやって過ごしますか?

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

みなさんは、どんなクリスマスをお過ごしでしたか?

友人知人から「クリスマスってどんなふうに過ごすの?」と聞かれることが多いので、今日は、我が家のクリスマスの過ごし方をご紹介します。

カナダ人の夫はクリスマスの過ごし方には、こだわりがあるので、夫の希望に沿っていろいろと進めます。

ツリーを出すタイミング

まず、クリスマスツリーを出すタイミングについて。

例年12月に入ってから、上旬の間に出します。

クリスマスの音楽を聴きながら、家族でクリスマスツリーに飾り付けをします。

今年は、私も仕事に終われ、娘も部活で忙しかったこともあり、なかなか時間を取ることができないでいました。

ようやく時間が取れた12月中旬ごろ、音楽をかけながら、ツリーを飾り付けていた時の夫が、本当に嬉しそうでした。”I’m very happy!”と何度も言っていたので、彼にとって、クリスマスというのは、私が感じている意味合い以上の思い入れがあるのだなと感じました。

夫の実家では、本物のモミの木に飾り付けをするのですが、我が家のツリーはお店で買えるような一般的なものです。

12月に入ると友人知人から、クリスマスカードが届き始めます。カードには、送ってくれた友人知人の近況が書かれています。年賀状に似ていますね。届いたカードは、リビングの棚の上に立ててて飾ります。

クリスマス前までには、ツリーの下に、徐々にプレゼントが集まります。家族でお互いに用意したもの、実家から届いたもの、遊びに来てくれた友人がそっと置いていってくれたものなどです。

クリスマスのお食事

クリスマスイブ。今年は、友人が数人来てくれて、一緒に過ごしました。

ポットラック(持ち寄り)スタイルで、飲み物は、自分が飲みたい物を持ち寄り、食べ物を一品ずつ持ってきてくれました。おつまみ系にクラッカーとキノコのディップ、サラダ系にレタスとパクチのサラダ、デザート系にいちご、バームクーヘン。

うちでは、ローストビーフを用意し、娘も張り切ってチーズとハムの盛り合わせを作ってくれました。

カナダでは、夫の家族は、ローストターキーを作って食べるのが定番です。

当日、ビデオ通話でつなぐと美味しそうに焼けているターキーを見せてくれました。

プレゼントの開け方

さて、クリスマス当日。朝、起きるとまずコーヒーを入れてリビングに集まります。

それから、クリスマスツリーや靴下の中に入ったプレゼントを一つ一つ、「〇〇から〇〇へ」といった感じで、渡して、もらった人は開けていきます。

途中、休憩をとったりしながら、午前中は、こんな感じでゆっくりプレゼントを開けて過ごす時間です。

ちなみに、包装紙は、夫を見ていると、綺麗に開けるよりもビリビリと破ることが多いです。

「とっても楽しみにしていたんだ!」という喜びの表現のようです。

ツリーをしまうタイミング

そして、最も私の感覚と違うなあと思うのが、クリスマスツリーをしまうタイミングです。

日本では、デパートでも、スーパーでも、クリスマスが終わったら翌日には、お正月飾りが出されますね。

翌日にはクリスマスの飾りはしまって、大掃除したり、お正月飾りを出したりするご家庭も多いかと思います。

でも、カナダ人の夫の感覚では、クリスマスは、25日だけを指すのではなく、「ホリデーシーズン」の期間を指すようです。なので、26日になって、クリスマスのツリーやイルミネーションが街からパッとなくなる様子がとても寂しいとよく話しています。

1月は夫の誕生日があることもあり、我が家では、クリスマスツリーは、1月中旬ぐらいまで出してあります。

カナダといっても様々なバックグラウンドを持った人がいるので、みんながこのような過ごし方とは限りませんが、我が家のクリスマスの過ごし方の一端のご紹介でした。