こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
私は今でこそTOEIC935点を取得し、英語でコミュニケーションを図ることができますが、昔からスムーズに英語が話せたわけではありません。
高校までは英語に接するのは学校の授業のみであり、読み書きはできても話すことは苦手という状態でした。
今日はそんな私の体験談です。
私だけではなく、今英語が話せる人の多くが、これからお話しするような経験をしながら英語を身につけてきたのだと思います。
高校まで英語でコミュニケーションをとる機会がほとんどなかった私ですが、入学した大学では1年生から多くの授業を英語で受ける必要がありました。
忘れもしない最初の授業での出来事、自己紹介で私の番になり、「My name is Megumi. Call me Meg.」と自分では無難に自己紹介したつもりでした。
すると、アメリカ人の教授から、「Meg? Or Megu.」と冗談交じりに聞き返されました。
文字で表せば、最後の「g」に母音をつけるかどうかの違い(おそらく私は日本語の「メグ(Megu)」と発音していたのだと思います)と分かるのですが、当時の私には「g」も「gu」も同じに聞こえ、何を聞かれているのかさっぱり分かりません。
隣りのクラスメートが親切にも「MegかMeguかだよ」と、教授が言ったことをそのまま日本語に訳してくれたのですが、理解できるはずもなく、耐えがたい沈黙の時間が流れたことを鮮明に覚えています。
他にもまだまだあります。
やはり大学1年生のときの夏休み、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に2ヶ月間、語学留学をしました。
大学構内にあった大きな本屋で法律関係の本を探していましたが、広すぎて全く見つかりません。そこで店員に「Could you tell me where books about laws are?」と自分では完璧な英語を話したつもりが、全く通じません。
「あれ?」と思いながらもう一度同じことを言ってみました。やはり通じません。
仕方がないので「Laws」と紙に書きました。
すると店員は「Oh! Laws!」と少し大げさに(私にはそう感じました)言い、場所を教えてくれました。
「最初からそう言っているのに…」と私は心の中で思いましたが、ネイティブスピーカーに通じないのですから、私の発音が違っていたのですね。。。
他にも、大学2年のときにオーストラリアに留学中、「Happy Valley」という町に行く予定があり、バスの中で運転手に、「Where should I get off to go to “Happy Valley”?」と聞いてみましたが、通じません。
もう一度「Happy Valley.」と言うと、このときは何とか通じましたが、やはり「Oh! Happy Valley!」と少し大げさなの反応。
このときも「最初からそう言っているのに…」と思いましたが、実際通じていないのですから、自分が練習するしかないですね。。。
どうやら私は、「Laws」にしても「Valley」にしても、「L」や「V」の発音がイマイチだったのかなと今では思います。
何回もこのような経験をすることにより、だんだん間違えたり、通じなかったりということに慣れてきました。
こうなればしめたものです(笑)
自分が言おうとしている表現で合っているか自信がない場合でも、口に出してみて、少し語尾の調子を上げて言えば、相手がそれを察してくれ、より適切な言い方を教えてくれたりします。
今でもそうです。
大切なのは教科書のような正確な言い回しではなく、相手に伝えたいという気持ちですね。
Learning from mistakes.
間違っても大丈夫です。