とにかく繰り返す

英語は、スポーツと同じ

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「繰り返すことの大切さ」のお話です。

冬季オリンピックが開催されていますね。

さまざまな競技で、一所懸命なアスリートの姿を見て、感動している日々です。

試合風景はもちろんですが、時々、アスリートの練習風景が映ることがあります。

そこには、そのアスリートが、時間をかけて繰り返し練習に取り組んできた様子が映し出されます。

英語学習にも、繰り返しの練習と、それなりの時間が必要です。

「知っている」と「使える」は違う

突然ですが、今、英語で、“How are you?”と聞かれたら、どう答えますか。
おそらく、“I’m fine, thank you. And you?”と、反射的に答えられるでしょう。
これは、多くの方が中学時代に、授業が始まる時の挨拶として、繰り返し使った文だからです。

この一文は、英語の授業の度に、口に出して練習してきたので、頭で考えなくても自然に出てくるというわけです。

しかし、シンプルな文であっても、頭で文章を考えて単語を並べて、ようやく口にすることのできる文というのもあるでしょう。

それは、「英語について」学んだものの、「英語そのもの」を話すための繰り返しの練習はしてこなかったことが要因かもしれません。

英語学習者の中には、文法や語彙を一度学習したことがある項目をレッスンで扱うと「それは、もう知っているから次を勉強したい」という方がいます。

しかし「知っていること」と「実際に使えること」とは違います。

英語が、口をついてうまく出てこないという状況であれば、中学校で習う英語を、“I’m fine, thank you. And you?”と同じぐらい反射的に言えるようになるまで、練習してみるといいでしょう。

自分ならではの方法を知る

書店には、数え切れないほどの英語関連の書籍が並んでいます。

簡単に短期間で話せるようになるといった類の書名も目立ちますが、一朝一夕にペラペラになることはありません。

もしそうであるなら、今ごろは日本中、英語がペラペラの人で溢れているはずです。

語学習得は、地道な長期戦です。

楽器やスポーツ、書道や珠算等、これまであなたが習得してきたことは何ですか?

その過程をふりかえりましょう。

繰り返しあきらめずに続けることのできたのは、なぜですか?

そんなふうにして、あなたならではの習得の方法を思い出すことから始めてみて下さい。