おうち英語はリスニング重視

1歳くらいのこどもがCDをトレイに入れている

英語をまるごと理解する力

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

このブログを読んでくださっている方の中には、中学高校の英語の授業で、長文を読む際には前に戻ることなく、英語を読んだ順で理解していくよう、指導を受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

英語と日本語は語順が異なるので、英語を読む際につい前に戻って読みたくなりますが、前に戻っていては英語を読むスピードが上がりません。

決められた時間内にある程度の量を読めるようになるためには、どうしても英語を頭から読んで理解していく必要があります。

言い換えれば「英語まるごと理解する力」が必要です。

そして「英語をまるごと理解する力」に欠かせないのが、リスニングの積み重ねです。

第一言語の習得もリスニングから

赤ちゃんが第一言語を習得していくプロセスは、まずは周りの大人による話し掛け、つまりはリスニングからですね。その際にはもちろん目にできる文字はありませんし、そもそもまだ文字を読むことができません。

赤ちゃんは耳に入ってくる言語を耳に入ってくる順番で理解していくようになります。

そしてたくさん聞くことによって身につけたリスニング力が土台となって、その後のスピーキング、リーディング、ライティングへとつながっていきます。

おうち英語もリスニング重視で進めよう

おうち英語においてもリスニング重視で進めることをお勧めします。

その理由はリスニングが言語習得の土台となるという理由の他に、リスニングの練習はCDやDVDを流すことでできるので、おうち英語を始めやすいということもあります。

ただお子さんが英語を身につけていくためには、もちろん継続することが重要です。

継続のポイントを3つ挙げるとすれば、以下の通りです。

①英語を聞くことを生活の一部にする

②他の家族の理解と協力を得る

③親御さんも一緒に楽しむ

これらのポイントについては、過去に書いた記事を載せておきますので、よろしければご覧ください。

帽子をかぶった3歳くらいの男の子が数枚のDVDを持って微笑んでいる。我が家の3歳児の1日 父親、母親、女の子の家族がリビングでくつろいでいる。おうち英語には家族の理解と協力が必要 いろいろな人種の大人6人が本を読みながら談笑している。「ママも一緒にがんばるよ」と言えること

まずは英語オンリーを徹底する

リスニングの教材を選ぶ際には、ぜひ英語オンリーの教材を選んでください。

CDやDVDはもちろんのこと、例えば、子ども向けの英単語教材の中には、英語と日本語の音声の切り替えができるものも売られていますが、日本語が聞ける教材は選ばない方がいいと思います。

日本語で覚えていては、「英語をまるごと理解する力」にはつながらないからです。

まずは英語オンリーを徹底してください。

そして、お子さんの様子や年齢を考慮しながら、英語学習に日本語による説明を加えた方がいい場合はタイミングを図りながら、日本語を取り入れてもいいと思います。

ですが、まずは英語オンリーで進めていきましょう。