子どもと英語で話してみよう

おうち英語フレーズご紹介

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は、おうちで使える日常英語フレーズを紹介します。

ほんのちょっとしたところから、英語を取り入れてみると、英語に親しみやすくなるかと思います。

英語学習を続けている大人でも、こうした表現がすぐに出てこないこともあります。

日常で、さりげなく取り入れてみましょう。

“Thank you.”と”You are welcome.”

親

Thank you!

ありがとう

子

You are welcome.

どういたしまして

【ワンポイント】

日本語ですと、日常の中で「ありがとう」と言われると「うん」と答えることも多いでしょう。

英語では、”Thank you.”に対して、使われる”You are welcome.”は、日本語で話している時の「どういたしまして」より使われる頻度が高いようです。

家庭の中でも、親子間、夫婦間、よく使う大切な基本表現ですので、是非日常に織り交ぜてみましょう。

くれぐれも「”Thank you.”でしょ!」とか「”You are welcome”でしょ!」とか言わせるのではなく、何気なく使いながら、お子さんが自然な形で学んでいくのを待ちましょう。

日本語でも、子どもが誰かから何かをもらった時に、親が子どもに対して「『ありがとう』でしょ」と言う場面をよく見かけますが、親が日常で「ありがとう」をよく使っていると、子どもも自然に「ありがとう」が言える子に育っていきます。

それと同じイメージです。

「くしゃみ」と”Bless you.”

親

Bless you!

お大事に

子

Thank you.

ありがとう

【ワンポイント】

くしゃみをした人に対して、英語では、”Bless you!”と伝えます。

直訳すると「神のご加護がありますように」となりますが「お大事に」といった意味合いで捉えていいでしょう。

日本語ですと、くしゃみをした人に、特に声をかけることは少ないでしょう。

くしゃみを繰り返していたら「大丈夫?」とか「風邪?」とか声をかけるかもしれませんね。

英語では、見知らぬ人がくしゃみをした場合にも”Bless you”と声をかけることも多いです。

手伝うときの”May I help you?”

親

May I help you?

手伝おうか?

子

Yes, please!

うん!

【ワンポイント】

これは、家庭内では欠かせない表現です。

お子さんが将来、ホームスティに行った時にも、ゲストとして何も手伝いをしないとなかなか家族に馴染むのは難しいでしょう。

家族の一員として過ごすのに欠かせない”May I help you?”

マヨネーズとって

親

Could you pass me the mayonnaise, please?

マヨネーズとって

子

Here you are!

はい、どうぞ

【ワンポイント】

「マヨネーズとって」を直訳すると、”Pass me the mayonnaise.”

でも、それを英語でそのまま使うと、相手にはとても失礼に聞こえます。

家族間であっても、同じこと。

英語は、敬語がないと言われるけれど、意外に「親しき中にも礼儀あり」な言語です。

“Could you pass me the mayonnaise, please?”

長すぎるようでしたら、まずは”Please”だけでも、”Thank you.”と同じぐらいの頻度で使うといいでしょう。

”Here you are!”も使える場面が多いかと思いますので、子どもに何か渡す時に使ってみましょう。

簡単なひと言から英語に親しむ

子どもは「この場面では、こう言うんだ」というのを自然に身につけていきます。

娘が1歳10ヶ月でカナダに行った時、そこで知り合った子どもたちと、楽しそうに遊んでいました。

1時間もすると、カナダの子どもたちが「あった!」「あった!」と日本語を使うようになりました。

娘が何かを見つける度に「あった!」と言っていたものですから、それを聞いたカナダの子どもたちも、何かを見つけては「あった!」と嬉しそうに言っていたのです。

子どもの学ぶ力は、すごいですね。

各ご家庭の事情にあった形で、楽しく工夫しながら、続けていきましょう。