英語+α(アルファー)の「共通言語」をもつ

「芸は身を助ける」は本当

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は、「英語+αの共通言語をもつ」というお話です。

今日、家族で、近所のレストランに出かけました。

そのオーナーご夫妻は、大の音楽好き。

お客さんの雰囲気や好みに合わせて、音楽を選んで流してくれます。

そして、マリンスポーツが好きで、ウィンドサーフィンやダイビングもしていた方々です。

カナダ人の夫は、そのレストランに行って、オーナーさんと語り合うのが大好きです。

今日も、ジャズやビートルズ、ニール・ヤング等々、私たちの好みに合わせて音楽をかけてくれました。

夫は、20代の頃、ウィンドサーフィンのインストラクターをしていたこともあり、オーナーとの会話は大盛り上がり。

また夫も私も、スキューバーダイビングのライセンスも持っているので、海の話は尽きませんでした。

ある程度、日本語が話せる夫ですが、それほど流暢ではないので、普段、日本語での会話を長時間続けることは、夫には、かなりの労力を要します。

そのオーナーさんたちは、英語をそれほど話せません。

ですが、今日は、ご飯を食べたり、オーナーと話したりして、楽しい時間を過ごすことができました。

気づいたら、あっという間の3時間。

日本語や英語でのコミュニケーションがスムーズでなくとも、そこに音楽や趣味という「共通言語」があると、コミュニケーションが円滑にはかれることを改めて実感した時間でした。

心をつなぐ「共通言語」

英語や日本語など、いわゆる「言語」でコミュニケーションを取ろうと思うと、微妙なニュアンスを表現できなかったり、言いたいことがうまく言えないもどかしさを感じたりすることはつきものです。

ですが、そこに、音楽やファッション、趣味など、相手との「共通言語」(共通の関心事)があると、意思疎通がスムーズになるから不思議です。

私は、23歳の時、英語がほとんどできない中で、ワーキングホリデーで、オーストラリアに行きました。

現地の小学校で日本語を教え始めた頃は、私の英語も、子どもたちも日本語も、お互いに挨拶程度のレベルで、信頼関係を築くのは容易ではありませんでした。

その時に、助けになったのが、私が子どもの頃からずっと続けていたバスケットボールでした。

ある日の昼休み、外に出て、子どもたちと一緒にバスケットをした時のこと。

日本語のクラスでは興味なさそうに、一度も話すことのなかった子どもたちが、バスケットをしながら、楽しそうに話してくれるではありませんか。

英語が通じなくても、バスケットという「共通言語」が、子どもたちの心と私の心とをつないでくれました。

「共通言語」を育てる

ピアノを弾くのが好き。

犬が好き。

熱帯魚が好き。

バスケットが好き。

ダンスが好き。

絵を描くのが好き。

花が好き。

料理が好き。

あなたが好きなこと、得意なことは、なんでも「共通言語」になります。

大人が英語学習をする場合、好きなこと、得意なことを題材にした動画や本を英語で見てみるといいでしょう。

また、子どもに英語が話せるようになってほしいと思ったら、すでに子どもが好きなこと、興味関心を持っていることを応援して伸ばしてあげることをオススメします。

それが、後に世界の人とつながる「共通言語」になります。