流行のフォニックスを私もやっていた

女の子がアルファベットのAとDを持って座っている。

英語圏の子どもたちのために作られたフォニックス

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

子どもの英語教育についてインターネットで検索すると必ず一度は目にするのが、フォニックス(Phonics)だと思います。

フォニックスとは、英語圏で生活する子どもたちが正しい発音を身に着けるために作られた、英語の読み書きのルールです。

アルファベットの順に沿って、A…/eɪ/・/æ/・apple、B…/biː/・/b/・banana、C…/siː/・/k/・catと、アルファベットの発音、その文字を使うときの音、そしてその文字から始まる代表的な単語のセットで覚えていくのが一般的です。

フォニックスを学ぶと、英単語を正しく発音できる、正しいスペリングで英単語を書ける、英語上達のスピードが向上するなど、様々なメリットがあるとされ、日本でも多くの英語教材で取り上げられています。

そういえば私もフォニックスをやっていた

私も子どもの英語教育を考える中で、フォニックスについて耳にする機会が増え、ある日ふと、そういえば私も英語を習い始めた中学1年生の頃、フォニックスを習っていたことを思い出しました。

私は中高一貫の学校に通っていましたが、当時、英語を教えていたアメリカ人の先生が、「/æ/、/æ/、apple、/b/、/b/、book、/k/、/k/、cat」とフォニックスを教えてくださったのです。

当時子どもながらに、「先生は、”C”をクッ(”k”)と読んでいるなぁ」と気づくことで、スペリングと実際の発音との違いを学んでいました。フォニックスを学習する狙い通りです(笑)

call, cake, case, cable, cookなど、どれも発音は/siː/ではなく、/k/ですね。

私は早いうちに、英単語はアルファベット読みをしないと習うことができたので、以後、英語のスペリングに惑わされることはなかったです。

自身の経験からもフォニックスは有効だったということができます。

ローマ字を習う必要性は??

一方で、話は変わりますが、現在でも小学校3年生でローマ字を習うと知り、外国語学習が始まるタイミングで、英語とは関係のないローマ字を習うことによって、子どもたちが混乱してしまわないかと危惧しています。

makeは/meɪk/であって、「まけ」ではありませんね。

ただし、キーボードで入力する際はローマ字入力が必要となりますので、英語とローマ字を子どもたちが混同しないよう、大人がそれらの違いをしっかりと理解した上で、工夫して教えることが必要となってくると思います。