小学校英語の準備に必要なこと

小学校英語で習うこと

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「日常の何気ない会話で小学校英語の基礎を作ろう」というお話です。

ここでいう「日常の何気ない会話」というのは、日本語での会話のことです。

小学校の5年生の英語の教科書をみると、自己紹介をすることから始まります。

その他には、

また1日の生活を説明すること

自分の行きたい国とその理由を説明したり、その国のポスターを作って発表したりすること

レストランで料理を注文したり値段をたずねたりすること

などなど。

内容がとても充実していますし、実用的です。

日常の何気ない会話を大切にする

ただし、それを英語で語ろうとする前に、日本語で語ることができるだろうか?と一旦立ち止まってみることが大切です。

なぜなら、母国語で話せないことを外国語で話そうとすることは、非常に難しいからです。

普段からそんな話をしていないのに、急に英語で話してみようと言われても、頭の中が真っ白になってしまうでしょう。

そこで、幼稚園、小学生のお子さんがいらっしゃる親御さんに提案したいのが、普段、お子さんと会話をする時間をたくさん取ることです。

特に、お子さんの話を聞くことを意識してみてください。

「自分の行きたい国とその理由を説明したり、その国のポスターを作って発表したりすること」

すでにおうちでの会話の時間が十分に取れていて、お子さんが自分の行きたい国やその理由、その国の説明が、日本語で明確に伝えることができるのであれば、「いざ、英語で言ってみよう」となったときにも、困ることはないでしょう。

ただ、それができないのであれば、会話の中に「行ってみたい国ある?」とか「どうして行ってみたいと思ったの?」とさりげなく聞いてみるといいでしょう。

また、その国が聞けたなら「どんな国か一緒に調べてみようか?」と一緒に図鑑を開いて、会話をしてみるのも一案です。

「レストランでの注文ができること」

家族で外食に出かけた際に、普段、注文するのは誰ですか?

親御さんが注文するケースが多いのではないでしょうか?

そこで、あえて、お子さんに注文させるのも一案です。

そうすることで、ちょっとした恥ずかしさを乗り越えて、自信にもつながります。

日本語でも注文できることに慣れておくと、英語でも注文することのイメージがつきやすくなるでしょう。

日本語も英語も「コミュニケーション」の手段

英語は、学校で勉強する教科である前に、コミュニケーションの手段です。

これから、小学校で英語の授業が始まって、「うちの子、ついていけるかな?」と心配な親御さんもいらっしゃるかと思います。

でも、お子さんが、普段からおうちで、コミュニケーションの楽しさを実感できていたなら、準備はOK!

あまり気負わず、普段のお子さんとの会話を楽しむことが、英語学習の基礎づくりとしてオススメです。

といっても、いきなり「どこの国に行きたい?」と聞くのではありません。

親御さんが聞きたいことと、お子さんが話したいことは違うことが多いです。

ともすると「うちの子は、肝心なことは話してくれない」と思うこともあるかもしれませんが、お子さんが話してくれることは、お子さんにとっては肝心なことなのです。

まずは、お子さんが話したいことを話せる環境を作って、お子さんの話に耳を傾けることから始めてみてください。