こんにちは、Megumiです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
最近は娘の話題が多かったので、今日は3歳の息子のことを書こうと思います。
ブログに登場しない間も、息子は毎日おうち英語を楽しんでいました。
以前、娘がセット教材のDVDを見なくなってしまったという記事を書きましたが、そうなると予想通り、息子もセット教材を見る機会がかなり少なくなってしまいました。
一緒にリビングで過ごしているので仕方ないですね。
その代わりに息子が楽しんでいるのが、英語教材アプリ「トド英語」と、クッキングDVD(男性が英語でクッキングする子ども向けのDVD)です。
特にクッキングDVDは、以前も見ていましたが息子の中でブームが再来したようで、ここ1ヶ月くらい頻繁に見ています。
その甲斐あって、英語の料理や食材にとても詳しくなりました。
先日、息子が夫に向かって、「パパ、”peanut butter cookie”作りたい。」と言ったところ、夫は「???」
”peanut butter cookie”の発音がよすぎて聞き取れなかったのですね。
夫は「ネイティブ?」と苦笑していました。
私は息子が見ているクッキングDVDに”peanut butter cookie”が登場することを知っていたため聞き取れましたが、息子と同じように発音できるかと言われれば全くできません。
私は発音を習っているため、知識としては持っているのです。
カラクリはこうです。
butterの発音記号は【bʌtər】ですが、【t】が母音に挟まれると、「FlapT」と呼ばれる変化が起こり、DやLの音に近くなります。
butterが日本人には「バラァ」、waterが「ワラァ」のように聞こえるのは、この音の変化に因ります。
このような変化が起こる理由は、【t】の音は破裂音と呼ばれ、その名前のとおり舌先で息を破裂させる必要がありエネルギーがいるため、言ってみれば省エネのために、FlapTの現象が起こります。
しかし、このような知識があっても、息子のように”peanut butter cookie”を発音することができません。
たまにできたと思っても、次には違う発音になることも多く、どうしても発音にムラがあります。
今回の出来事を通して、改めて文字からではなく音で言語を身につけていくことの有用性を感じました。
英語を始める年齢にはいろいろな意見がありますが、早期に始めることにより、自然な発音を苦労することなく身につけることができるというのは、大きなメリットだと思います。