こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は私のもう一つの仕事である会計の話を交えながらブログを書きたいと思います。
私は現在、英語教育と公認会計士の二足わらじです。
公認会計士の仕事についてはあまり知られていませんが、ご存知の方でも公認会計士の仕事といえば、上場企業をはじめとする規模の大きな会社の会計監査を想像されるかもしれません。
黒いスーツを着た人たちがキャリーケースをゴロゴロ引いて、大きなビルに入っていくイメージでしょうか。
しかし、公認会計士の仕事は大きな会社の会計監査以外にも、もう少し規模の小さな中小企業の経理支援をしたり、税務申告をしたり、また最近では会社の社外役員を担う公認会計士も増えてきたりと、人それぞれです。
(ちなみに税務申告は税理士の独占業務ですが、公認会計士は税理士登録をすれば税理士として仕事することが可能です。)
私もいくつかの仕事をしていますが、先日、東南アジアに子会社を持つある会社から、子会社の経理体制を整えてほしいとの依頼をいただきました。
親会社の指示がなかなか届かないので、直接英語でやり取りして、親会社が必要とする資料を、子会社が毎月しっかりと作成できるようにしてほしいとのことです。
私はこのお話といただいたとき、英語をやってきてよかったと心から感じました。
この仕事以外にも、英語ができたからこそ経験できたことがたくさんあります。
例えば、英語ができたからこそ就職難のタイミングでも大手監査法人に入社することができましたし、英語ができたからこそ入社後も早いタイミングで海外主張をして、同じメンバーファームに属する海外の監査人と仕事をすることができました。
この辺りのことにつきましては、以前にも記事を書いていますので、よろしければご覧ください。

私の場合、英語ができるということに加えて、会計という専門分野があったからこそ選択肢の幅がぐんと広がりました。
もちろん専門分野は会計である必要はなく、ITや医療などいろいろ考えられますが、国によって大きな違いがないものの方が使える範囲は広くなります。
会計についていえば、簿記のルールは世界共通ですし、会計基準の国際的な統一が進んでおり、国による違いがだいぶ小さくなっているため、海外の監査人とも同じ認識の基で話ができます。
日本は人口の減少局面にありますが、それを食い止めるための解決の糸口は全く見つからず、残念ながら将来的に国内経済が拡大することは見込めません。
世界をフィールドとして考えることができれば、より広い視野に立って仕事を選ぶことができます。
将来を担う子どもたちには、英語+専門性を身につけることにより、このVUCAの時代を生き抜く力を養ってほしいと思います。