こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
我が家の3歳の息子は生まれたときから英語に触れ(上の子が既におうち英語を始めていたため)、現在ではイギリスのアニメ「Peppa Pig」と「Ben and Holly’s Little Kingdom」をこよなく愛し、毎日英語教育アプリ「トド英語」をタブレットで眺めています。
これらについては、もはや私から「やろう」と言うことはありません。
英語を聞くことは息子にとっては生活の一部のようで、自分から「Peppa Pig見たい」と言い、「トド英語やっていい?」と聞いてきます。
そのため覚えた英語のフレーズが自然と口をついて出てくるようで、先日、回転ずしに行った際、高く積みあがったお皿を半分に分け、お皿の高さが低くなったのを見て、「That’s better.」と満足そうに言っていたので、なんだか笑えてしまいました。
他にも英単語が会話に混ざることがあります。
先日、家の近くで行われた花火大会の花火を家から見ていた際、「Clouds(雲)が邪魔だね」と言っていました。
これだけ聞くと、幼少期からの英語学習について否定的な意見をお持ちの方からは、「日本語の習得を阻害している」と言われそうです。
しかし、私はそうは思いません。
なぜならば、息子は英語に触れている時間に比べて、日本語に触れている時間の方が圧倒的に長いからです。
息子は家族と日本語で会話をし、保育園でも先生や友達と日本語で会話をしています。
家で過ごす時間の中の一部を英語にしたところで、日本語習得に影響が出るとは考えにくいからです。これまで膨大なインプットとアウトプットにより身につけてきた日本語の土台は、そんなにやわなものではありません。
現在では、英語が会話に混ざることがありますが、もう少し成長し、英語と日本語の違いを意識できるようになれば自然と英語は出なくなります。
その一つの例として、息子は「救急車」という言葉よりも、英語の「ambulance」という言葉を先に覚えたため、以前は常に「ambulance」を使っていました。
しかし、家では「ambulance」が通じても保育園では通じないし、誰も「ambulance」を使っていない。このことを無意識のうちに感じた息子は「ambulance」を家でも使わなくなりました。
だからと言って「ambulance」を覚えたことが無駄だったとは思いません。
「ambulance」という言葉を文字情報よりも先に音の情報として覚え、それが日本語の「救急車」を意味するのだと息子は知っています。
私は幼少期から英語を始める一番大きなメリットとして、音情報から言語を学習することができる、すなわち言語習得の自然な流れで英語を学習することができることだと考えています。
もし、幼少期から英語学習することについて、日本語の習得に影響が出ることを心配されていましたら、日本語を第一言語とする親御さんが、お子さんと日本語で会話をしている限り、それほど心配する必要はないですよとお伝えしたいです。