こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
8月ももう終わりですね。
我が家にとって、夏休みらしい夏休みは8月お盆前後の10日間くらいでしたが(それ以外は娘は学童保育、息子は保育園)、その間、一緒にいる時間が長くなった子どもたちは、毎日のように喧嘩していました(笑)。
ただ2人を観察していると、これまでとは少し関係が変わってきたような気がします。
これまでは娘が何においても上、4歳年下の息子は娘の言うことを聞くしかありませんでしたが、おしゃべりが上手になった息子は今では、娘に対して言い返し、ときには手加減を知らずに手を出して、娘を泣かしてしまうこともあります。
そんな息子に対して、娘はときおりライバル心を燃やしているようです。
3歳の息子はスポンジのようにいろいろなことを吸収しています。
英語についてもYouTubeのアニメや英語学習アプリなど、暇さえあれば見ていますので、知っている単語の量がどんどん増えています。
先日、お気に入りの小さなゾウのぬいぐるみの後ろ足を広げて、
「Split.」と嬉しそうに言う息子。
私は思わず爆笑してしまいました。
「split」は「~を分割する」の意味でよく使われると思いますが、息子が意味するところはずばり「開脚」。
ゾウさんのぬいぐるみを開脚させて遊んでいたのです。
「splitなんて、よく知ってるねー。」と息子を褒める私の横で、少し複雑そうな顔をしていたのが娘でした。
娘はsplitという単語も知らないし、どこでその単語が出てきたのかも分からないと言います。
弟ばかりが褒められて悔しかったようです。

その日の夜、娘が突然私に、「フェインダーっていう単語ある?」と聞いてきました。
私はその時点で、それが日中の弟の手柄(?)を意識しての行動だと気づきました。
そして心の中で、「フェインダーなんてあるかなあ…」と思いつつ、アプリの辞書を引いてみましたが、やはりそれらしき単語は見つかりません。
「かすかなっていう意味でfaintっていう単語があるんだけど、それが『もっとかすかな』っていう意味のfainterになった単語かなあ。」
とぶつぶつ言う私に対して、娘は、
「そうなの?○○(自分の名前)、『失敗する』っていう意味かと思ったよ。」と言うのです。
そこでようやく私は娘の言っている単語が「founder」であることに気づきました。
我が家のトイレには、私の暗記用に、英単語がたくさん書いた紙が貼ってあり、娘がその中で読めそうな単語を1つ覚えて、私に聞いてきたのです。
私は「founderなんて難しい単語、覚えられてえらいね。」と褒めてあげました。
英語に限らず、家の中にきょうだいというライバルがいるのは、上達していくのにいい影響を与え合うことができると思います。
親としては、子どもが出す「褒めてほしい」のサインを見逃さず、子どものやる気を伸ばしてあげたいですね。