英語は「結論から伝える」

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「英語は結論から伝える」というお話です。

相手は、答えを待っている

英語ネイティブスピーカーが、日本人の英語話者と話していて、よく戸惑うことの中に、質問に対する答えが返ってこないということがあります。

例えば

「カナダに行ったことがありますか?」

「前に行こうと思って、チケットは取ったことがあったんだけど、急に行けなくなったことがあってね。それで、日程を変更できるかどうか、航空会社に聞いてみたんだけど、変更はできないって言われちゃった。だから、そのチケットはキャンセルするしかなくって。かといって、またチケットを取り直すには、全額お金もかかっちゃうから、結局あきらめちゃったの。行きたい、行きたいと思っているけど、結局行けてないの」

これは、ちょっと極端に書いてみましたが、結構、こんな会話がされている場面に遭遇することがあります。

この時、相手の頭の中では、おそらく、こんなことが起こっているでしょう。

「う〜ん、結局、行ったことはあるの?ないの?この話はどこへ行っちゃうんだろう・・・」

YESかNOで答える質問

「カナダに行ったことがありますか?」

と聞かれたら、まずは、”Yes”か”No”で答えることがポイントです。

“Have you been to Canada?”

“No, I haven’t. I was going to go to Canada before and actually had a ticket to go, but…..”

といったふうに、質問に対して、”Yes”なのか”No”なのかを答えておいてから、その背景を説明するといいでしょう。

また、”Yes, I have.”とか、”No, I haven’t.”だけを答えて、他に何も言わないのは、これもまた、会話が続かず、相手も戸惑ってしまうでしょう。

“Yes”か”No”かで答えたら、上記のような、その質問にまつわる経験や、「機会があれば行ってみたい」と話したり、「あなたは行ったことありますか?」と相手に質問を返したりすると、会話もスムーズに進んでいきます。

5W1Hの質問

また、以下のような5W1Hの質問で聞かれた時には、まず、それに対する答えを言ってから、それにまつわる情報を付け足すといいでしょう。

Who(だれ)When(いつ)Where(どこ)What(なに)Why(なぜ)How(どのように)

例)”Who did you go with?”

「誰と行ったの?」

“I went with Keiko. She knows the area very well.”

「けい子と行ったよ。けい子は、その辺のことよく知ってるんだよね」

例)”When would you like to meet?”

「いつ会おうか?」

“How about this Sunday? I have a plan on Saturday, but I’m free on Sunday.”

「今週の日曜はどう?土曜は用事あるけど、日曜は空いてるよ」

いかがでしょうか?

「結論から伝える」

今度、英語を話す際には、是非意識してみてください。