こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
小学2年生の娘は3歳になった頃からおうち英語を始め、リスニング力はかなりついてきたものの、スピーキングについてはなかなか英語が出てこないというお話は、これまでも書いてきた通りです。
しかし、そんな娘に最近、変化が見られ始めました。
オンライン英会話では、講師の質問に対して、簡単な文章ですが、自信を持ってフルセンテンスで答えているのです。
講師:What did you do yesterday?
娘: I watched television.
このような短い文章です。しかし、小さくても大きな変化ではないかと思っています。
子どもが英語を身につけていくスピードは、人によってまちまちです。
性格によるところが大きいのも事実で、一般的に、話すことに積極的な子どもの方が、早くスピーキング力を身につけることができます。これは大人も同じですね。
しかし、そのように積極的に話せる子どももいれば、娘のように聞くことはできてもなかなか話せない子どももいます。
ですので、自信をもって一文話したというのは、すぐに話せる子どもにとっては小さな変化なのかもしれません。
しかし、これから何十年と続く(可能性のある)英語学習を考えた場合、娘は大切な一歩を踏み出したのではないかと感じています。
突然ですが、皆さんは英語を話した瞬間のことを覚えていますか?
私は明確に覚えています。
それははるか昔、小学6年生の終わりでした。
中学受験準備のため、小学6年生の間、母親の知人の方に勉強を見てもらっていたのですが、無事受験を終えた3月、中学1年生の英語を少し先取りして教えてもらいました。
それが私の英語との本当に初めての出会いです。
「This is my pen.」のような簡単な文章でした。
しかし、その英語を口にした瞬間、「英語を話している!」という高揚感に包まれたことを鮮明に覚えています。
きっと私はその瞬間から英語が好きなのだと思います。
娘は当時の私より英語学習歴が長いので、当時の私のような高揚感を感じているかは分かりません。
ただ、娘の様子から英語を話すことを楽しんでいることは伝わってきます。
これまでの大量のインプットにより頭の中にたまった英語を、アウトプットしていく過程はきっと楽しいものなのだと思います。
ある意味、ようやく一つのスタート地点に立てたのかなと感じている今日この頃です。