こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
「英語のリスニングに取り組んでいるけれども、なかなか聞き取れない」
「英語の単語を覚えようとしているけれども、なかなか覚えられない」
「英語で、自分の言いたいことが思うように表現できない」
多くの英語学習者から聞く悩みごとです。
あなたは、そんなふうに”It’s hard!”(たいへん!)と思うことはありませんか?
“It’s hard!”(たいへん!)や”It’s difficult!”(難しい!)とつい口から出そうになったら、是非試してみてほしいことおがあります。
それは、”It’s challenging!”と置き換えてみることです。
“Challenging”には、「困難ではあるけれどもやりがいがある」という意味があります。
例えば、あなたが「英語の勉強はどう?」と聞かれたら、どう答えていますか?
“It’s hard!”や”It’s difficult!”と伝えているかもしれません。
しかし、相手が英語のネイティブスピーカーだった場合、”It’s difficult!”と伝えるのと、”It’s challenging!”と伝えるのでは、与える印象がだいぶ異なります。
後者の方が「たいへんだけれども頑張っているんだな」と、よりポジティブな印象が伝わります。
もしかしたら「何かできることがあれば手伝ってあげたい」と思ってもらえるかもしれません。
また、”It’s challenging!”と言ってみると、相手への伝わり方もそうですが、自分の捉え方も少し違ってきませんか?
私は前職で、企業の人材育成に携わっていました。
人材の育成、教育に携わりながら、たくさんのことを学ばせて頂きました。
例えば、
創造していくことの楽しさ。
枠に捉われない発想。
当事者目線を持つこと。
等々。
その渦中にある時には「たいへん!」と思ったこともたくさんあります。
でも、今ふりかえってみると、本当に大切なことを学ばせてもらった貴重な経験で、その経験があったこそ、今の自分があることに心から感謝しています。
「たいへん!」と思う時というのは、きっと自分が成長している時なんですね。
娘が幼稚園に通っていた時に、園長先生が「親が我が子の言動に困ったと思う時は、子どもが発達している時」だとおっしゃっていたのを思い出します。
何ごとも、捉え方ひとつで、だいぶ印象が変わってくるものですね。
英語でしばしば使われる表現。
“You are on the right track.”
「正しい道に乗っている」つまり「順調だ」という意味合いでも使われます。
「英語のリスニングに取り組んでいるけれども、なかなか聞き取れない」
「英語の単語を覚えようとしているけれども、なかなか覚えられない」
「英語で、自分の言いたいことが思うように表現できない」
と思ったら”You are on the right track.”
大人の英語学習においては、誰もが必ずと言ってもいいぐらい通るプロセスです。
だから、大丈夫。
“It’s challenging!”と言って、乗り越えていきましょう!