大学の同級生たちの今 料理が得意だったM

お皿の上にブルーベリーマフィンが5つのっている。

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

それぞれの道を行く同級生たち

以前、ブログにも書いたことがありますが、私は国際基督教大学(ICU)を卒業しています。

東京都三鷹市にある大学で、広いキャンパスには緑が多く、一度足を踏み入れると、東京にいるのを忘れてしまうほどです。

高いレベルの英語教育が受けられることでも知られていますので、大学の友人のほとんどが英語を得意としていました。

(その中で私は「中の中」だったと思います。まあまあです。笑)

料理が得意で友達思いのM

今日はその友人の中でも料理が得意だった友人のMについて、お話ししようと思います。

料理やお菓子作りが得意なMは、私の誕生日には彼女の家に招いてくれ、手料理を振る舞ってくれました。

今でも彼女が作ってくれたボンゴレスパゲッティの味が忘れられません。笑

当時からMは彼女自身の考えにより、肉を口にしませんでした。

そんな彼女が卒業後に選んだのは、ニューヨークにあるヴィーガン料理の専門学校でした。

一般的なベジタリアンが肉・魚を食べないのに加え、ヴィーガンは卵・乳製品といった動物由来の食材も口にしません。

その彼女の選択を知ったとき、私は「Mらしいな」と感じました。

彼女の考えには全く壁がありません。

ニューヨークの専門学校を卒業した後は、ロンドンとアンカラ(トルコの首都)のレストランで働いた後、帰国し、現在はヴィーガンの焼き菓子を製造・販売する会社を経営して、雑誌にも取り上げられるほどの人気店となっています。

そんな人気店のオーナーとなった彼女ですが、今でも私の誕生日にはショートメッセージを送ってくれます。

友達思いのところも全く変わっていません。

改めて考えてみると、Mだけでなく、大学の同級生には英語ができることを前提として、より広い選択肢から自由に仕事や住む場所を選んでいる友人がたくさんいます。

友人の多くが、「英語+αの専門性」をもって、仕事をしています。

英語を勉強する目的は何でしょう?

「英語を勉強するのは、何のため?」ともしお子さんに聞かれたら、何と答えますか?

「受験で必要だからだよ」の一言だけでは、お子さんに伝わらないと思います。

もっと長いスパンで考え、英語ができると世界中の人と話せること、海外留学や海外で仕事することが身近になること、住む場所などの人生の選択肢がぐっと広がることなど、親御さんが考えるところを、真剣に伝えてあげてほしいと思います。