「待つ」ことを実践する

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

「石の上にも三年」?

今日も、静岡はかなり冷え込んでいますが、みなさんのお住まいの地域ではいかがでしょうか。

今日は「待つ」ことって大事だなと思ったお話です。

以前、娘がピアノを習っていた時のこと。

幼稚園の年中ぐらいからピアノを習い始めたのですが、家で練習することはありませんでした。

ところが、小学2年生になった、とある日、自分から進んでピアノの前に座り、練習するようになりました。

その時、親として、とても嬉しかったのを覚えています。

ピアノを習い始めて3年。

「石の上にも三年」

冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

娘が3年間練習して、ピアノが上手くなったという話ではなく、親として3年待って、娘が自ら取り組むようになったお話です。

その時、改めて「待つ」ことの大切さを感じました。

一人一人のタイミングがある

ピアノの先生も、一人一人丁寧にその子のペースに合わせて教えてくださっていました。

家でも、練習しなさいと声をかけたことはなく、強いて言えば、私がピアノを弾けないので、娘に「教えて〜」と頼んでいるぐらいです。

人には、その人なりのタイミングというものがあるんだなあと思います。

あらゆることのスピードが速くなっている現代、なかなか「待つ」ということが難しくなっているのかなと思います。

英語学習も焦らなくてOK

大人の英語学習にしても、お子さんの英語学習も同じことが言えるでしょう。

つい周りの人や、周りのお子さんと比較すると、焦ることもあるかもしれません。

でも、その人にはその人のペースがあるのだから、比較しても仕方がありません。

師走は、特に忙しさを感じる時期でしょう。

そんな時にこそ、少し「待つ」ことを意識してみませんか?

そこに穏やかに流れる時に気づき、あなたの「今」、お子さんの「今」を味わえることでしょう。