こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
先週のブログ「Think globally. Act locally」でもお知らせしたとおり、弊社株式会社エンパワーリングイングリッシュでは今年、親子向け英会話(会社名の頭文字ととってEE英会話)を進めており、先日、その第1回目を開催させていただきました。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
当日は同じ会場の中に2つのスペースをご用意し、お子さんと親御さんは別々になっていただいて、それぞれ英会話を受講していただきました。
私がお子さんの講師を担当し、姉のMihoが親御さんの講師を担当しました。
今回、私の方は小学1年生から4年生の子どもたちに、英語での簡単な挨拶や名前のスペリングの読み方などを教えました。
その後、アルファベットを使ったビンゴゲームをやり、大盛り上がりとなりました。
「とても楽しかった!」というのが私の感想です。笑
それと同時に、英語が教科としての勉強になる前の時間の大切さを、強く感じました。
私が英語学習を始めたのは、小学6年生の終わりですが、初めて口から発した「This is a pencil.」の音に、胸が高鳴ったのを今でも覚えています。
中学生のときには、学校に中国浙江省の音楽団が来てくれたことがあり、彼らが話す中国語(北京語)の響きの美しさに衝撃を受け、そこから何年間か真剣に中国語を学びました。
その頃にはなぜか言語自体にとても興味があり、鈴木孝夫氏の『日本語と外国語』(岩波新書, 1990)を読んで、言語の世界にひきこまれ、大学では言語学(英語学)を専攻しました。
このように私はこれまで、言語が見せてくれる異文化の世界にワクワクしながら、言語学習、とくに英語学習を続けてきた気がします。
実際に、英語はたくさんの世界を私に見せてくれました。
今回、EE英会話に参加してくれた子どもたちにとって、英語はまだ、いい点を取ることが求められる学校の教科ではなく、自分がいる世界とはちょっと違ったところで話されている、ちょっと不思議な言葉なのだと思います。
その「ちょっと不思議な言葉」をおもしろいと思ってもらえたなら、英語は自然とその子のものになっていくのだと思います。
「ちょっと不思議な言葉」をおもしろいと思ってもらえるかどうか、ここが大人の腕の見せ所ですね。
今後も参加者の皆さんに楽しんでもらえるように、EE英会話を計画していきたいと思います。