4歳息子のハンドライティングから思うこと

小さな男の子が白い紙にアルファベットを書いている。

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

絵を描いてもらうことが大好きな息子

4歳の息子はお絵かきするのも、誰かに絵を描いてもらうのも大好きです。

以前は、A4コピー用紙とお気に入りのクーピーを私のところに持ってきては、「ケーキかいて」、「rectangle(長方形)かいて」、「square(正方形)かいて」(形の名前は日本語より英語を先に覚えました)などと、毎日のようにおねだりされました。

アルファベットにも早いうちから興味を持ち、AからZまでクーピーを替えながら、何回書かされたか分かりません。笑

しかし、最近は自分でいろいろと描けるようになってきたのが楽しいようで、A4コピー用紙いっぱいの大きなプリンや、色鮮やかに描かれたドラゴンの絵を描いて、楽しませてくれています。

アルファベットの練習もお絵かきのうち

先日、息子が一人で何かを描いているなあと思って様子をうかがっていると、「みてー!」と言いながら、自慢げに紙を持ってきました。

見てみると、英語の色とりどりのアルファベットが書いてあります。

「すごいね!何も見ないで書いたの?」と聞くと、そうだと言います。

形がかなり正確に書いてあり、思わず感心してしまいました。

アルファベットはひらがなに比べて、形が単純で数も少ないため、きっと息子の書きたいという気持ちを誘い、自主的に練習していたようです。

日本語話者の子どもがひらがなを練習する過程で、例えば、ひらがなの「く」を左右反転させてしまうといったことがよく起こりますが、それはアルファベットを練習する英語話者の子どもにとっても同じです。

息子は英語話者というわけではありませんが、息子の「Q」が見事に左右反転していたことを微笑ましく思いました。

息子にとってのアルファベットは、直線と曲線で書くことのできる、おもしろい形の集合体なのだと思います。

実際に息子が書いたアルファベット

こんな純粋な気持ちで英語学習に取り組むことができたら…

4歳の息子に学ぶことはいろいろとあります。

やりたいからやる、覚えたことはすぐに口にする、間違えても気にしない。

大人になると難しいと感じるかもしれませんが、意外にそうでないかもしれません。

最近は、難しいと思ってしまうから、難しくなるのではないか、と思ったりします。

そういえば先日、息子から「rhumbus(ひし形)」という単語を教わり、英語を始めて30年以上経つのに、こんな基本的な単語も知らなかったのか、と少し悲しい気持ちになりました。

やりたいからやる、覚えたことはすぐに口にする、間違えても気にしない。

これを実行していれば、語彙数ももっと増えていたはずで、「rhumbus」という単語にも、もっと早く出会っていたのではないかとさえ思えます。

でもここで立ち止まるわけにはいきません。

英語が上達してきた子どもたちとともに、私の英語学習もまだまだ続きます。

一緒にがんばっていきましょう。