こんにちは。Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は、お子さんが意見を言えるようになるための3つの質問のご紹介です。
特に英語が話せるようになってほしいと思っていらっしゃる親御さんへ。
英語であれ、日本語であれ、自分の意見や考えていることを伝えられることが大事です。
伝えたいことがあれば、言葉は後からついてくるぐらいのゆったりとした感覚で、お子さんの話に耳を傾けることから、是非、初めてみてください。
英語で会話をしていると、よく聞かれる3つの質問がありますので、ご紹介します。
日本語でも、これらの質問をされたら、きっちり応えられるようにしておくと、のちに英語を習い始めた時にも、とても役に立ちます。
“What do you think?”(あなたはどう思いますか?)
実は、これは、私自身もあまり英語が話せなかった頃、されて一番困った質問です。
意見を聞かれ、頭の中が真っ白になってしまうことがよくありました。
意見を聞かれたら、相手を驚かせるような素晴らしい意見を言わなければという思いがつい働き、何も言えなくなってしまったのを覚えています。
でも、聞かれていたのは、“you”(あなた)がどう思うかということ。
大切なのは、あっているとか、間違っているとか、相手にどう思われるかということより、自分が思ったことを率直に「伝える力」です。
お子さんに対しても「〇〇ちゃんはどう思う?」と聞いてあげてみて下さい。
そして、お子さんが話してくれた時には、まずは「〇〇ちゃんは、そう思うんだね」と受けとめてあげて下さい。
“Do you have any questions?”(質問はありますか?)
小さいお子さんは、何に対してでも「なんで?」「どうして?」と好奇心がいっぱいです。
ところが、なぜか成長していく中で、あまり質問しなくなってしまうお子さんも多いです。
少し疑問に思っても、意見を聞かれたときと同じように、つい「いい質問をしなければ」「こんな質問してもいいのかな」という思いが働いてしまうと、聞けないまま終わってしまいます。
疑問に善しあしはありません。
質問することで、それが解決されるだけでなく、相手の話に興味があるからこそ、もっと聞きたいんだという思いも相手に伝わります。
「質問力」も英語で話す際には、欠かせない大切な力です。
お子さんが「なんで?」「どうして?」と聞いてきた際には、答えてあげて、その好奇心を大切に育ててあげて下さい。
また、ときどき「〇〇ちゃん、何か聞きたいことある?」とこちらから聞いてあげてみて下さい。
“How was it?”(どうでしたか?)
映画に行ったら”How was it?”
友だちにあったら”How was it?”
英語では何かの出来事の後には、それがどうだったのかと感想を問われることも多いです。
お子さんにも「遠足はどうだった?」「学校はどうだった?」「体育はどうだった?」と聞いてみてあげて下さい。
ただ、その時に、お子さんが話したがっているか、どうかも見極めつつ接することも大切にしましょう。
「うちの子、学校のこととか、肝心なことを全然話してくれないんです」という親御さんもいらっしゃいます。
その時には「もしかして、聞き出そう、聞き出そうとしすぎて、子どもにプレッシャーを与えていないだろうか」とふりかえってみて下さい。
親が聞きたいことと、子どもが話したいことは、往々にして異なることも多いです。
親にとっては「たいしたことではない」と思ってしまいがちなお子さんのお話の中に、よく耳を傾けてあげると、大切なメッセージに気づけることもあるかと思います。
以上、3つの質問を日常の中で、日本語でお子さんに問いかけてみて下さい。
そうした日々の積み重ねが、英語で話すようになった時に役に立ってくることでしょう。