こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
我が家の娘が小学3年生になり、学校では外国語活動が始まりました。
英語を聞くことには慣れているので大丈夫だろうと思い、あまりこちらから質問することはなかったのですが、何か嬉しいことがあったようで娘の方から授業の様子を話してくれました。
新年度になり初めての外国語活動の授業でのこと、ALT(Assistant Language Teacherの略で英語指導を補助する先生)の自己紹介の後、生徒一人ひとりが自己紹介をすることになりました。
自己紹介は出席番号順で行い、英語でもいいし、日本語でもいいとのこと。
娘の出席番号は2番です。
出席番号1番の子が日本語で自己紹介をしました。
そして、娘の番になり、娘は「待ってました」と言わんばかりに(←私の想像ですが)、
「My name is 〇〇〇. I like Math.」
と英語で自己紹介をすると、担任の先生が「おお!」となったそうです(←あくまで娘の見解です。笑)
担任の先生が「おお!」となったかどうかはともかくとして、そのときの様子を娘はとても嬉しそうに話してくれました。
娘によると、クラス全体(35人くらい?)のうち、英語で自己紹介したのは、娘を入れて3人くらいだったとのことでした。
私がこれを聞いて感じたことは2つあります。
1つ目は、学校での外国語活動が始まり、娘はおうち英語で英語に親しんできたため、外国語活動に全く抵抗がなく、「自分は英語が得意」という気持ちでスタートできたのではないかということ。
以前、こちらの記事でも書きましたが、英語に限らず、「自分はこれが得意なんだ」という思い込みは、その後のやる気やパフォーマンスに大きな影響を与えます。

まずは、外国語活動をスムーズに始められてよかったなと思います。
そして、2つ目は、少しネガティブなことですが、英語で自己紹介をした子が思った以上に少なかったということを残念に思いました。
あくまで私の予想ですが、英会話を習ったり、おうちで英語をやったりすることによって、英語に接したことのある子は、クラスで3分の1くらいはいるのではないかと思います。
そうだとすると、英語で自己紹介ができそうな子は、クラスで10人くらいはいそうです。
それが仮に娘が言ったとおり、3人だったとすると、本当は英語で自己紹介ができるのに、他の子が日本語で自己紹介しているから、あるいは、みんなの前で英語を話すのが恥ずかしいから、日本語で自己紹介をした子が多くいるのではないかということです。
あくまで私の予想ですが、もしそうだとしたら、とても残念なことです。
今後、子どもたちが英語を話すことが楽しいと感じられる授業の設計を期待したいと思います。