おうち英語について改めて考える

若い母親がリビングで娘に本を読んであげている。

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

おうち英語について語った動画を発見

英語教育に関するYouTubeを見ることが私の日課となっていますが、先日、おうち英語に関する興味深い動画を見つけましたので、ご紹介します。

「大人のための武田塾English」のチャンネルに、英語教育起業家の嶋津幸樹氏が出演されたときの動画です。

タイトルはずばり、「バイリンガル教育 最適解教えます」

もしご興味がありましたら、ご覧ください。

私はこの動画を見て、賛同できるところがたくさんありました。

(一方で、子どもを褒めない、英語好きにさせない、など賛同できないところもありましたが…)

嶋津氏が動画の中で語っていた、バイリンガル教育の最適解(今回の場合はおうち英語の最適解)を要約すると、このような感じです。

  • 家庭の環境を整える
  • 英語に対するマインドを変える
  • 親の姿勢を見せる

順番に考えていきたいと思います。

家庭の環境を整える

嶋津氏は例として、子どもの手が届くところに、絵本やテレビ、おもちゃなどの英語教材を置くことを挙げられていました。

我が家でも本棚には日本語の絵本に混じって英語の絵本があり、また、夕食後には、子どもが自分でYouTubeをつけて、英語のアニメを見ることが日課となっています。

「さあ、英語の勉強を30分やろう」という感じではなく、あくまで生活の中に英語を取り込んでしまうことにより、親も子どもも負担がありませんし、無理なく継続することができます。

家庭、特にリビングの環境を整えることは、おうち英語を継続するにあたってとても重要だと思います。

英語に対するマインドを変える

嶋津氏は、いくつかの点で、親のマインドを変える(親のマインドは子どもに大きく影響するので、結果として子どものマインドも変わる)ことを推奨されていました。

一つ例を挙げるとすれば、「英語を話せることはすごい」というマインドです。

親も子も英語を当たり前のものとして捉えていれば、子どもは自発的にやるようになるというのがその理由でした。

子どもが英語を話していても褒めてはいけないと…

この点について、私は嶋津氏とは少し違う考えです。

英語は単なるコミュニケーションツール、とはよく言われることです。

私が思うに、英語を特別視する必要はないと思いますが、英語を話すことができれば世界中の人と話すことができますし、選択肢がぐっと広がることを考えれば、英語にある程度の憧れの気持ちを持つことは自然のことだと思います。

「英語を話せるようになりたい」という気持ちが、英語学習を継続するモチベーションにもなります。

「英語は話せて当たり前だから、子どもが英語を話せても褒めない」というよりも、親が感じたままに「すごいね」と褒めてあげればいいのではないでしょうか。

親の姿勢を見せる

2番目の「英語に対するマインドを変える」とも関係するところですが、子どもがおうち英語を継続するには、親が勉強している姿を見せることが、一番効果的だと思います。

英会話スクールはたくさんありますが、週に1回、1時間だけ英語をやってもなかなか話せるようにならない現実があります。

嶋津氏は動画の中で、外に任せておけばOKという意識を、「外注意識」と呼び、親が外注意識を捨てて自らがやることが大事と主張されていました。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、私も基本的には同じ考えです。

親が一緒に英語を学習している姿は、子どもにとって頼もしく映ります。

英語をがんばる、と言っても、何も中学校や高校でやったような文法や単語の暗記をする必要はありません。

子どもと伴走していくイメージで、親御さんも楽しみながら英語を学習していきましょう。

過去のブログの中には、「大人のやり直し英語」というカテゴリーで、大人の英語学習におけるポイント等、たくさんご紹介していますので、そちらもよろしければご覧ください。