意識を今ここに集中する

日本語と英語の共通点

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は、「意識を今ここに集中する」というお話です。

あなたが、普段の会話の中で、心地よく話すことができる時は、どんな時ですか?

その時、相手は、あなたの話をどんな風に聞いてくれていますか?

自分が聞き手になった際に、その状態で相手の話を聞くことができると、おそらく相手は、もっと話したくなったり、聞いてもらえて嬉しいと感じたりすることでしょう。

英語で会話をする際にも、その状態で、相手の話を聞くことを心がけましょう。

あなたの周りの聞き上手

まずは、「私の周りの聞き上手」というお題で、聞き上手だと思う人を挙げてみて下さい。

あなたの周りの聞き上手な人は誰ですか?

家族、友達、先生、先輩、上司、同僚、後輩、これまで、いろいろな人と接してきて、この人は「聞き上手」だと思う人は誰ですか?

その人はどんなふうにあなたの話を聞いてくれていますか?

例えば、

うなづきながら聞いてくれる。

最後まで話を聞いてくれる。

自分のことを否定しないで聞いてくれる。

等々。

あなたが、安心して話せるのは、どうしてだと思いますか?

私の話に興味を持って聞いてくれるから。

一緒にいてくれる感覚が持てるから。

私にペースを合わせてくれていて心地よいから。

等々。

自分が聞き手になった際には、それを活かして聞いてみると、より良いコミュニケーションが図ることができるでしょう。

英語になった途端・・・

では、それをそのまま英語で、会話する時に置き換えてみましょう。

もしかして・・・

「うなづきながら聞いてくれる」⇨「あたふたしながら聞いている」

「最後まで話を聞いてくれる。」⇨「”I can’t speak English.”と伝えて終わりにする」

「自分のことを否定しないで聞いてくれる」⇨「”Sorry, I don’t understand.”と伝えて終わりにする」

「私の話に興味を持って聞いてくれるから」⇨「自分の英語力に意識が向いている」

「一緒にいてくれる感覚が持てるから」⇨「ドキドキして一緒にいる感覚どころではない」

「私にペースを合わせてくれていて心地よいから」⇨「緊張で呼吸が浅くなっている」

少し極端に書いてみましたが、英語を話す時には「良い聞き手」であることと、反対のことをしていることに気づくこともあるかと思います。

目の前の人と共にあること

「意識を今ここに集中する」

それが何より一番大切です。

通じなかったらどうしよう・・・

これって英語でなんて言うんだっけ?

相手の言っていることがわからない・・・

目の前にいる相手とその時間を共有することより、意識が不安の方に向いていると、相手にも不安しか伝わらず、コミュニケーションが成り立つのは難しくなります。

全てを完璧に分かろうとしなくても大丈夫です。

一旦、大きく深呼吸をして、リラックスしてみましょう。

思った以上に相手に通じることに気づくことでしょう。

聞き上手な人は、英語で話す際にも、必ず聞き上手になれます。

聞く力は、普段のコミュニケーションで磨くことができる力です。

英語学習と同時に、聞く力もどんどん磨いていきましょう。