こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は、英語に対する思い込みの話をしようと思います。
まず、質問です。
あなたにとって、英語はどんなものですか?
「英語は、楽しい」
「英語は、難しい」
「英語は、できたら楽しそう」
「英語ができるから、今楽しい」
「いつかは話せるようになりたいと思っているけど・・・」
「英語が得意だったら、もっといいところに進学できたのに」
「英語で苦労したから、せめて子どもには英語ができるようになってほしい」
英語に対して、それぞれ、いろいろな印象を持っていることかと思います。
現在私は、TOEIC940〜960台で、英検1級を取得していますが、学生時代は、本当に英語が苦手でした。
中学生になって、初めて英語を習い始めた頃は、テストでそれなりの点数を取ることもできていて、楽しかったのを覚えています。
しかし、ある日、一つ上の先輩から「今、英語は何を勉強しているの?」と聞かれました。
「不定詞です」と答えると、その先輩は「あ〜、不定詞あたりから、英語ってすごく難しくなるんだよね」と言いました。
それまで「英語は、楽しくて結構いけるかも」と思っていましたが、その日を境に私は「これからどんどん難しくなるんだ・・・」と思い込んで、英語に取り組むことになりました。
そして、私の「期待通り」に英語はどんどん難しくなり、文法用語を言われてもチンプンカンプン、長文を読んでも全然意味が分からず、テストとなれば、ほとんど勘で答えていました。だから、当たるはずもありません。
気づいてみたら、高校生の頃には、英語の偏差値は40に届くか、届かないかぐらいの成績になっていました。
一方で、弊社代表のMegumi(実の妹です)は、先生の一言がきっかけとなり「英語が得意だ」という思い込みで、中高時代を過ごしました。

「得意だ」と思い込んで取り組んだMegumiと、「英語は難しい」と思い込んで取り組んだ私との結果の差は歴然としていました。
英語に限らず、あなたも、誰かから言われた一言に、良くも悪くも、自分が影響されているなと気づくこともあるかもしれません。
もし、その「思い込み」が自分のありたい姿、進みたい方向への妨げとなっているようであれば、「自分にはどんな思い込みがあるのか」に気づくことが大切です。
そのために、まず、ご自身が英語に対して抱いているイメージを言語化してみてください。
その中で、少しでも英語に対して、ネガティブなイメージの言葉があったら、ポジティブな方向に言い換えてみましょう。また、お子さんに声かけする際にも、自分の思い込みの言葉をそのまま伝えるのではなく、少し違う言い方に転換してみましょう。
- 英語は、難しい ⇨ 英語はチャレンジングだ
- 英語は、今からやってももう遅い ⇨ 英語は、何歳からでもできる
- 英語をやっておかないと、後で苦労するよ ⇨ 英語ができると、可能性が広がるよ
- ママは英語ができなくて苦労したから、あなたはがんばってね⇨ ママも今から英語がんばるね。一緒にがんばろう
英語に限らず、普段何気なく使っている言葉を少し意識して、変えてみるだけでも、その先には、違った結果、違った景色が見えてくることでしょう。