こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は実際に我が家で使っている絵本の中からオススメの1冊を紹介します。
それは、「pat the bunny」というアメリカの仕掛け絵本です。1940年に最初に出版されたとのことですので驚きの超ロングセラーですね。子どもも大人も一緒に楽しめる仕掛け絵本です。
内容はPaulという男の子とJudyという女の子が登場し、それぞれの子どもが自分でできるようになったことを紹介していきます。
1つだけ内容をご紹介すると、「Judy can pat the bunny.」という文章の後に、「Now YOU pat the bunny.」という文章とともに、ふわふわの毛のウサギが登場します。
子どもたちは実際にふわふわの毛をなでることで「ふわふわ」という表現を自分の感覚を通して、覚えることができるわけです。
英語でも日本語でも感覚や色など抽象的な言葉を学ぶのに絵本は重要な役割を果たしますが、この本はまさにそういった言葉を学ぶのに最適です。
我が家の子どもたちもいつも、触ったり、匂いを嗅いだりといった体験を楽しみながらこの本を読んでいます。
ところで少し話がそれますが、みなさんは「ふわふわ」を英語で何というか、ご存じですか?
答えは「fluffy」です。
私はこの「fluffy」という単語を初めて知ったときのことをよく覚えています。
英語の「fluffy」は日本語の「ふわふわ」と同じくらい基本的な言葉ですが、私は大学生のときに留学先の大学で初めて知りました。きっかけは大学の図書館で、幼児向けの絵本を読んでいたときに「fluffy」が出てきたのです。(私が留学した大学は、幼児教育のコースがあったので、図書館にはたくさんの絵本がおいてありました。)
文脈から「fluffy」が「ふわふわ」だということはすぐに分かりましたが、それまで中学高校と何年にもわたって英語を勉強していたので、幼児向けのごく簡単な絵本に出てきた単語が分からなかったことに、少なからずショックを受けました。
その後も幼児向けの絵本を読めば読むほど知らない単語と遭遇し、打ちひしがれることになりましたが、気を取り直してひとつひとつ覚えるようにしていました。
このように英語の絵本は英語学習者にとっては、学校ではあまり習わないにもかかわらず使用頻度の高い言葉を知るための格好の英語教材でもあります。
ぜひお子さんの英語教育のためだけでなく、ご自身の語彙力アップのためにも、たくさんの英語の絵本をお子さんと一緒に読んでいただければと思います。