周りの日本人が自分より英語を話せると途端に話せなくなってしまった経験

友人グループの中で男性一人だけ携帯電話を触ってつまらなさそうにしている。

なかなか会話に入れなかったほろ苦い思い出

こんにちは、Megumiです。

子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日はタイトルの通り、私が留学中に経験した、ちょっとほろ苦い思い出です。

このブログを読んでくださっている方の中にも、留学生活や出張先などで、一緒にいた日本人が自分より英語ができることに圧倒されてしまい、話すことを躊躇してしまった経験をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

落ち込むことも多かった留学生活

私の場合は、大学2年生で行ったオーストラリア留学では、なかなか英語での会話に加わることができず、歯がゆい思いをすることがありました。

留学中は日本の同じ大学から行った友人Aと一緒にいることが多かったのですが、彼女は間違いを気にせず積極的に話せるタイプで、留学先での友人もどんどん増やしていました。

一方で私は間違えるのを恐れ、人付き合いにおいても打ち解けるのに少し時間がかかるタイプです。

他の国の留学生との集まりにおいて、なかなか私だけが英語での会話に入っていくことができず、「なんで私は話せないんだろう」と落ち込むこともありました。

今思えば、Aとは性格が違うため、わざわざ比較して落ち込むこともなかったと思いますが、留学先で同じ環境に身を置いてみると、どうしても比較してしまい、自分の方が劣っているように感じてしまいました。

自分からなかなか積極的に話せなかったという点では、留学という貴重な時間を最大限有効に使うことができず、もったいなかったなあと思います(もちろん、留学後は留学前と比べて英語力が伸びていましたが)。

みんな自分の英語を話している

それから社会人となり、いろいろな国籍の人たちと働く機会に恵まれました。

その多くが英語ネイティブではなく、英語を第2外国語として学んだ人たちでした。

お互い時に言いたい単語が思い出せず、笑いが起こることさえありますが、私たちが話す英語はコミュニケーションツールとしての役割を十分果たしてくれています。

完璧な英語でなくていいのです。

大学生時代の私に声を掛けてあげるとしたら、「間違っていいんだよ、留学生活という一生にあまりない絶好の機会を無駄にしないで」ということでしょうか。

言語は間違いながら覚えていくということについては、姉のMihoも過去に記事を書いていますので、よろしければこちらもご覧ください。

自転車に乗る練習をしている子どもとそれを後ろからサポートする父親の写真間違える練習をする