こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
ここ2年ほどで、社会が急激に変化しています。
私自身も、これまで対面で行っていたコーチング関連の研修や、英語のレッスンをオンラインで実施することが増えてきました。
今回は、その中で感じたオンライン英語学習の効用についてのお話です。
小学生から大人の方まで教える機会がありますが、年齢を問わず英語学習にチャレンジしている多くの方は「私は英語が苦手です」と言います。
しかし、実際に英語で会話をしていくうちに、始め自信がなさそうだった顔に変化が見られるようになります。
ある中学生は始め「英語は難しい」と言っていたのが、レッスン後には「俺、英語、ワンチャンいけるかも」(「もしかしたら、できるかも」という意味だと後で娘に教えてもらいました)と、お母さんに話していたそうです。
ある大人の学習者の方も始め、あまり話さなかったのが、今では間違えるのを恐れることなく、習ったことをどんどん使って話してみるようになりました。
彼らが、短期間で自信を持って話すようになった要因の一つとして、「オンライン」であることが挙げられます。
それはなぜだと思いますか?
オンラインであることが、対面の時よりも、大きな声ではっきり話すことを促してくれるからです。
大学で教鞭をとる夫も、対面授業の際にはよく、学生さんの声が小さくて、聞こえないことが多いと話しています。
“Perdon?”(なんて言ったの?)と聞き返すと、学生さんは、自分が間違えたのだと思って、自信がなさそうに、声はさらに小さくなってしまいます。
私も普段、英語学習者に「自信をもって、大きい声で話しましょう」と伝えていますが、その「自信をもつ」ことが、なかなか難しいようです。
自信を「もとう」と思ってもてるのであれば、初めから苦労はしないのかもしれません。
そして、今回のオンラインで教えてみて気づいたのが、大きい声ではっきり話さないと伝わりにくいという環境が、気づかないうちに大きい声で話すことにつながっているということです。
「笑う門には福来たる」や「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」といった言葉があるように、自信があるから、大きい声で話せるようになるのではなく、大きい声で話しているから自信になっていく。
それが、まさにオンライン英語学習の効用ではないかと思っています。
英語に自信がないと感じている方は、オンライン上で、学習仲間と話す練習をしたり、レッスンを受けたりしてみると、自信を得るきっかけになることと思います。
Amy Cuddy氏の「ボディランゲージが人を作る」
今日の記事に関連して、とても興味深いプレゼンテーションです。
あらゆることに応用できるかと思います。
英語学習のために英語で見てもOK。
日本語字幕を選択して、見てもOK。
そして、何より実践してみてください!