中学で習う英語は役に立つ

少女が本を見て、英単語の勉強をしている写真。背景には英単語がランダムに並んでいる。

中学英語のススメ

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「中学英語のススメ」のお話です。

英語を勉強されている方には、中学校で習った文法や単語を復習することをお勧めしています。

その理由を文法と単語に分けて説明してみたいと思います。

なぜ中学校で習う文法か?

基本的な文法が分かれば、知っている単語を当てはめて英文を作ることができるからです。

英語で話すとき、あまり複雑な文にしないことが大切です。

表現したい日本語が頭に浮かんだ際に、そのまま訳そうとする前に、「誰がどうした」というように「主語+動詞」をはっきりさせることから取り組んでみましょう。

日本語では、主語を省略できる場合も多いので、「主語」は何かを特定するのに、慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

まずは、日々の生活の中で「主語」は何かを意識してみること。

そんなシンプルなところから始めるだけでもいいかと思います。

また、文法を学ぶことは、その背景にある文化や価値観を学ぶことにもつながります。

違う視点を持ち、視野を広げることにも大いに役立つのです。

文法を丸暗記しようとすると、単なる暗記で面白くないかもしれません。

「なぜ、これはこういう文法なのだろう」と想像しながら学習してみると、文法というものが少し違って見えてくることでしょう。

またこのブログでも、文法と文化の関係についても紹介したいと思います。

なぜ中学校で習う単語か?

基本的な単語がわかっていれば応用がきくからです。

会話をしていて相手が、自分の知らない単語を使った時にどうしますか?

“What does it mean?”

(それは、なんていう意味ですか?)

と聞いていましょう。

相手は、シンプルな英語を使って説明してくれるでしょう。

そうすれば、こちらも理解することができます。

では、自分が言いたいことが英語で何と言ったらいいのか分からない場合はどうしますか?

知っている単語を使って描写してみましょう。

例えば「明後日」という英語がわからなかったとします。

その場合、

“not tomorrow, but tomorrow’s tomorrow”

(明日じゃなくて、明日の明日)

と言ってみます。

正しい英語でなくても大丈夫です。

すると、相手は

“Oh, the day after tomorrow!”

と、こちらが伝えたいことを理解してくれて「明後日」という表現を教えてくれることでしょう。

小さい子どもと話す時、子どもが知っている語彙を使って話すようなイメージするとわかりやすいでしょう。

スペルを全部覚えなくても大丈夫

中学校で習う単語は、現在のところ1200単語程度です。

「1200… 結構多いな」という印象を受ける方もいらっしゃるでしょう。

でも大丈夫です。

大人の英語学習に関しては、学校と違って、スペルのテストはありません。

全部手書きで書けなくても大丈夫です。

日本語でも、例えば「薔薇」等、「読める。意味も分かる。でも書けない」といった漢字があるかと思います。

英語でも「読めて意味が分かる」ことを目指してやってみましょう。

「それでは何か文書を作成する際に困るのではないか?」

そんな心配はいりません。

PCやスマホで英語を入力する際には、間違っている単語はチェックされ、正確なスペル候補をあげてくれます。

また書き終えた後にスペルチェック機能を使用して修正することもできます。

私は英検1級をもっていますが「読める、意味がわかる、発音もできる」でも「書けない」単語が、たくさんあります。

書けるに越したことはありませんが、書けなくても何とかなるからやってみよう!

そんな形で、英語学習のハードルを少し下げてみると取り組みやすくなるかと思います。