相手に興味関心をもつ

コミュニケーションの基本

こんにちは、Mihoです。

子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。

今日は「コミュニケーションの基本は、相手に興味関心を持つこと」というお話です。

4月に入り、現在、さまざまな企業の新入社員研修のご依頼を頂いています。

今日も行ってきました。研修のテーマは、英語ではなく「コミュニケーション」です。

研修の中で、コミュニケーションに関して、お伝えしている大切なこと。

それは「相手に興味関心を持つ」ということです。

英語も基本は同じ

実は、これは、英語でも同じです。

あなたは、英語で話す時、相手に興味関心を持って聞いていますか?

もしかしたら、日本語でのコミュニケーションは得意で、相手に興味関心を持って信頼関係を築くことが得意だけれど、英会話になると、それがうまくいかないという方もいらっしゃるでしょう。

その時には、是非、自分の興味関心がどこに向いているかを観察してみて下さい。

ネイティブの英語話者を人を目の前にしたとき、相手に興味関心を持てていますか。

それとも、自分の英語力に興味関心が向いていて「どうしよう、どうしよう」と頭がいっぱいになっているでしょうか。

ネイティブの夫と店員さんの会話

カナダ人の夫と出かけるとよくあるシーン。

夫

すみません。

店員さん
店員さん

I’m sorry. I can’t speak English!

夫

日本語で大丈夫です

店員さん
店員さん

No English!

こんなふうに、夫が日本語で話し、店員さんが英語で「英語が話せません」と応答することがよくあります。

また、夫が日本語で質問すると、店員さんも日本語で返してくれるものの、店員さんの目線は、夫ではなく、私の方を向いていることもよくあります。

心の矢印の方向を確認する

もし、あなたが英語を話すとき、または外国人と思われる人と話すとき、あなたの興味関心が自分の英語力に向いていることに気づいたら、自分に向かっている矢印の方向を目の前の相手に向けるようなイメージを思い浮かべてみて下さい。

「相手の言っていることを理解できないかもしれない」

「自分の言ってることが、相手に通じないかもしれない」

それでも大丈夫です。

興味関心を相手に向けてみると、相手の言っていることの全てはわからなくても、そして、自分の言っていることの全ては伝わらなくても、意外と言わんとすることはお互いに理解できることに気づくでしょう。

今度、機会があったら「今、矢印はどこに向いているだろう?」と自分に問いかけてみてください。