こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は「3つのマインドセット」というお話です。
「どうしたら、英語が話せるようになりますか?」
よく聞かれる質問です。
学習の方法もいろいろあるかと思いますが、学習法云々より前に、「これがあったら、すでに80点!」と私が考えていることは、
「度胸」「愛嬌」「即興」の3キョウです。
「度胸」…とにかく、相手の言っていることを分かろう、自分の思っていることを伝えようとするのがカギです。
間違っても大丈夫です。思い切って話してみることが大事です。
知っている英語全てを駆使して、時にはジェスチャーや絵を描いて表現してみましょう。
くれぐれも”I am sorry I can’t speak English.”と会話から逃げないようにします。
まずは、”I can speak English.”から始めましょう。
下手だっていいんです!
何度も繰り返しているうちに「度胸」がついてきます。
「愛嬌」…とにかくスマイルが大事です。
英語にはよくユーモアのセンスも必要と言われますが、一口にユーモアのセンスと言っても、例えばオーストラリア人とカナダ人のそれは異なります。
そこは、一朝一夕には身につきません。
だから、まずスマイル!
無表情だと、伝わりにくいです。
英語のネイティブスピーカーの先生が、英語を教えていて困ることの一つ。
それは「生徒がわかったのか、わからないのかがわからない」ということです。
先ほど「まず、スマイル!」と言ったのですが、相手が言っていることが分からない時に、ごまかすためのスマイルはNGです。
相手の言ったことが分からない時には、
“Could you say that again?”
「もう一度、言ってください」
と言ってみましょう。
「即興」…とにかく相手が何か言ったら、何らかの反応(response)を示すことが大事です。
また、コミュニケーションですから、準備していた通り一辺倒の決まり文句では、対応しきれないこともしばしば。
即興は、日本語の会話でも練習して伸ばせる力だと思います。
英語がまだ話せなくて、オーストラリアへ行った時のこと。
私は、英語が話せなくてもどかしい思いをしていました。
一方で、日本語で話しているのになぜかオーストラリア人たちとゲラゲラ笑って会話を楽しんでいる60代の女性がいました。
コミュニケーションの原点を感じた光景です。
「度胸」「愛嬌」「即興」
今度英語を話すチャンスがあったら、3キョウをちょっと意識してみませんか?