こんにちは、Megumiです。
子どもと親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
4歳の息子がいる生活。
トイレに一緒に行き(最近はときどき一人で行ってくれるようになりましたが)、歯を磨いてあげ、寝ぐせをブローで直し、、、朝から毎日バタバタです。
そんなある日の朝、洗面所にいた私は息子のブローをしようと思い、リビングにいた息子の名前を呼びました。
すると、息子の返事は、「いま、くるよー。」
(今、来るよ!?)
私はすぐにぴんときました。
そうです。英語を学習している方はお分かりになると思いますが、英語では話している相手に近づいて行く場合、「I’m coming」と言いますね。
日本語では、「今、行くよ」と言うのでついつい「I’m going」と言いたくなりますが、「I’m going」ですと、相手から離れていくイメージです。
息子の「いま、くるよー」に興味を持った私は、洗面所に来た息子に対して、「いま、くるよー、って英語で言いながら来てみて」とお願いしてみました。
息子にリビングに戻ってもらい、やり直しです。
私は、洗面所からもう一度、息子の名前を呼びました。
すると、息子は得意気な顔で、
「I come!」と言ってきました。
惜しい!!
と言いそうになりましたが、そこはぐっと抑えて、「すごいねー!」と褒めてあげました。
やはり息子がどこかで英語の「I’m coming」を聞き、それをそのまま日本語の「いま、くるよー」に訳していたことは明らかなようです。
日本語を母国語とする人が相手に近づいていくときに、「I’m going」と言いたくなってしまうのと逆の現象が起きたことに、とても興味深く思いました。
それと同時に語学習得ってこういうことなのだろうなあと、つくづく実感しました。
聞いて覚えた単語やフレーズを使ってみる。
それがもし間違っていたとしても、間違えたことで記憶に残すことができます。
「Use it or lose it」というフレーズを最近覚えましたが、使わなければ失ってしまう、つまりは、何かを覚えたいならまずはやってみることが大切なのですね。
4歳息子との生活はまだまだ大変ですが、息子のスポンジのような吸収力と応用力。
見習うことも多いなあと思いました。