こんにちは、Mihoです。
子どもや親御さんに役立つ英語教育ブログを発信しています。
今日は、英会話レベルをアップさせるコツについてのお話です。
英語を教えていると気づくことがあります。
それは、多くの人が、頭に浮かんだ日本語をそのまま英語に訳そうとすること。
例えば、
「忙しかったので、勉強する時間がなかった。」
あなたなら、英語でどう表現しますか?
よくありがちな間違いが、
”It was busy because there was no study time.”
惜しい!
何となく言いたいことは通じるかもしれません。
英語で会話をしているときに、間違えることをおそれて何も話さないより、何か話す方が断然良いので、そんな自分にまずは拍手を👏
もう一歩レベルアップするために、いくつかコツを紹介しますね。
英語を話す時には、まず「主語」は何か意識してみましょう。
「忙しかったので、勉強する時間がなかった。」
「忙しかった」のは「誰」?
「私」ですね。
ということは、
“I was busy.”
になりますね。
「勉強する時間がなかった」のは「誰」?
これもまた「私」ですね。
「私は、勉強する(ための)時間がなかった」
“I didn’t have time to study.”
になります。
「忙しかったので、勉強する時間がなかった。」
では、全部つなげて
“I was busy because I didn’t have time to study.”
惜しい!
これだと
「勉強する時間がなかったので、忙しかった。」
という意味になってしまいます。
“because”の使い方を意識してみましょう。
“because”の後には「理由」がきます。
英語を話す時には、何かを述べておいて、その後に理由をつけることが多いです。
ということで、
「勉強する時間がなかった」「理由は」「忙しかったから」
“I didin’t have time to study because I was busy.”
になります。
もし、「忙しかったから勉強する時間がなかった」という日本語の語順で言いたかったら
“I was busy”「だから」”I didn’t have time to study.”
「だから」の部分に、”so”を入ればOKです。
“I was busy, so I didn’t have time to study.”
こんなふうにして、英語を話す時には「主語」を意識することと「理由」をつけることを意識すると、英語らしい英語になります。
日本語は、主語を適宜省略できる言語ですし、主語を曖昧にしたまま話すこともできる言語です。
英語では、主語を明確にする必要があるので、日本語をそのまま英語にする前に「主語」は何かを考えてみましょう。
また、英語を話している時には「理由」や「根拠」を問われることが多いです。
普段から、自分の行動や意見、好みなどに「なぜそうするのか」「なぜそう思うのか」「なぜ好きなのか」とその理由を自分自身に問うてみるだけで、英語のレベルがアップすることと思います。
毎日できる練習としては、「主語」と「理由」を意識して、日本語で日記をつけてみること。それだけでも、英語的な思考力アップにつながりますので、おススメです。
今日もあなたの英語学習を応援しています。